航空機機関砲の弾薬

ごく簡単な解説

・一般的な弾薬
AP(Armor-Piercing):徹甲弾
装甲を貫通するための弾薬

Ball:多目的弾、汎用弾
一般的なフルメタルジャケット弾のこと
硬い弾芯こそ持たないが、性質はAPに近い

F(Fracturing):破砕弾
単体の弾薬ではなく、その弾丸が破片効果を持つことを表す

HE(High Explosive):榴弾、炸裂弾
内部に炸薬を含み、衝撃ないし信管で爆発する弾薬

I(Incendiary):焼夷弾
焼夷剤を装填した弾薬
銃口を出た時点で燃えているものと、着弾時に発火するものがある
後者は特に”AI(Adjustment Incendiary):着発焼夷弾”と呼ばれるが、あまり区別されないもよう

P(Practice):演習弾
その名の通りの演習弾。弾道特性は再現しつつ炸薬量や貫通力を抑えたものが多い

T(Tracer):曳光弾
弾道表示の為に発光体を内蔵する弾薬。
単体でも発光体に由来する若干の焼夷効果がある

API-TやHEFIなどの複合弾は弾薬の性質に合わせて以上の単語の組み合わせなので、適宜自分で判断しよう(

・特殊弾薬
炸薬量のデータはソースがみつからないものもあるから話半分に聞いといて
ソース知ってる人はくれ(迫真

Minengeschoß(ミーネンゲショス)
薄殻榴弾(日)Mine shell(英)とも呼ばれる榴弾の一種
ドイツ製機関砲のHE(M)ってのは大体これ
炸薬量は容積比にしておよそ8割、炸薬重量/弾丸重量だと18g/92g(MG151)、80g/330g(MK108)とえげつないことになってる
※参考までに九九式一号銃の20mmHE弾は10g/128g、五式機関砲の30mm弾は37g/350g

マ弾
ホ103(12.7mm)用のマ103とマ102、ホ5(20mm)用のマ202がある
マ103は着発式信管を持つ炸裂弾で、当初は機械式信管の不具合に悩まされたものの空気式信管(断熱圧縮を利用する信管)の開発により一定の成功を見た
マ102は信管を持たない焼夷炸裂弾で、薄肉の弾頭が衝撃により炸裂する

名前 実包重量 弾頭重量 炸薬量(PTEN)
マ103 82g 34.3g 1.8g
マ102 82g 33g 2.2g
HEI(Breda SAFAT) 82g 38g 0.8g

マ202はマ102同様信管を持たない焼夷炸裂弾で、薄肉の弾頭が衝撃により炸裂する

名前 弾頭重量 炸薬量
マ202 78.2g 3.2gPTEN+8.7g焼夷剤
二式HEI 77.4g 3.4gRDXまたは0.4gRDX+3.7g焼夷剤

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