7,7cm FK96 L/23 auf W.D. シュレッパー 50PS

自走砲

戦間期のドイツで開発されたトラクターベースの自走砲…というより砲をポン付けしたトラクター。ある意味ボブ・センプル戦車の自走砲版と言えなくもない(無理やり

7.7cmシュレッパー

1927年に開発された二人乗りの自走砲。歩兵に追従して火力支援を行える重火砲を求めて開発されたもので、後の突撃砲のはしりと言える。そんな経緯もあり、運用は歩兵科ではなく砲兵科となっていた。

搭載する7.7cm野砲

構造としては防盾の付いた7.7cm野砲(7.7 cm-FK 96 nA )とMG08重機関銃をハノマーク社製WD 50トラクターに搭載し、簡単に装甲を施しただけのものである。なんと砲塔は全周旋回だったらしい。

3.7cmシュレッパー

またこの車輌に先立ち、ハノマーク社製WD 25トラクターに3.7cm TaK28 L/45対戦車砲(PaK 35/36の別名)を搭載した「3,7cm WDシュレッパー 25PS」が作られている。
この砲は左右に30度ずつ旋回でき、機関銃も付いていた。
また後に武装がより長い口径長のものに更新されたらしい。
こちらはドイツ対戦車自走砲…特にヴァッフェントレーガーのはしりと言えそうだ。

3.7cm PaK36対戦車砲を搭載するSd Kfz 251/10

両者は一両ずつ作られ、ソ連領内で主に各種テストに使われたらしい。
その後の運命は知られていないが、おそらく役割を全うした後に処分されたと思われる。

・参考文献

7,7 cm FK 96 L/23 auf WD Schlepper 50 PS : Germany (DEU)
7,7 cm FK 96 L/23 auf W.D. Schlepper 50 PS DD.MM.RRRR-DD.MM.RRRR
7,7-cm-FK 96 nA (7,7cm polní kanón) : Německo (DEU)
WD Schlepper - Wikipedia

ウィキペディア日本語版「突撃砲」「3.7 cm PaK 36」

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