ピアース・アロー装甲対空トラック(Pierce-Arrow armoured AA lorry)

対空砲

久々の英wikipedia訳しただけ系記事。一応他の文献で正確性は担保したから許して(

Pierce-Arrow armoured AA lorry

第一次世界大戦中のイギリスで開発された自走対空砲。主砲は2ポンドポンポン砲で、海軍砲兵隊で運用された。アメリカから輸入した5tトラックを装甲化し、ポンポン砲と7.7mmヴィッカース機関銃で武装したもの。装甲化された自走対空砲としてはおそらく最古のものの一つと思われる。初期型は5 mmの装甲板を装備していたが、後期型では8 mmに増圧している。

7.7mm機銃の配置がわかりやすい写真

車輌としてはリーフ式サスペンションの二輪駆動四輪車なので、民生品を強引に改造した感じは否めない。エンジンは四気筒のガソリンエンジンで、出力は30馬力。開発の開始は1914年12月で、ヴィッカースの子会社であるウーズレー・モーターカンパニーに48台のピアース・アロー5tトラックを自走対空砲に改造する依頼が出された。これらは1915年の4月から6月に掛けて全て納入された。

人が乗るとこんな感じ

搭載するポンポン砲の生産が間に合わなかった為、載せられた車体から順にフランスへと送られたらしい。初戦果は1915年4月2日とされ、これらの車輌は1917年に13ポンド9cwt移動式高射砲に置き換えられるまで運用された。計20機以上を撃墜する戦果を挙げたと主張されるが、実際のところ撃墜以上に敵に低空飛行をさせないようにする効果が絶大だった。近接航空支援に対する自走対空砲の有用性を示したと言えるであろう。

Peerless armoured car

またロシア帝国に輸出する車輌として、車体をピアレス・モーターカンパニー製の5tトラックに置き換えたピアレス装甲対空トラック(Peerless armoured car)も製造され、1916年に引き渡されたという。

・参考文献
https://en.wikipedia.org/wiki/Pierce-Arrow_armoured_AA_lorry
http://www.landships.info/landships/car_articles.html?load=car_articles/Pierce_Arrow_AA_Lorry.html
https://tanks-encyclopedia.com/ww1/gb/Pierce-Arrow.php

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