9mmグリセンティ弾(9mm Glisenti)

弾薬

ビラール・ペロサ航空機銃に使われてるイタリアの弾薬。なんで寸法が9パラと同じなんだろうと思って調べてみたよ。一言で言うと9パラの減装弾みたいなもん。

グリセンティ モデル1910

9mmグリセンティ弾はイタリア製の拳銃弾であり、拳銃や短機関銃で使用された。
元々は第一次世界大戦中に使われたイタリアの自動拳銃であるグリセンティ モデル1910のために開発された弾薬である。

ビラール・ペロサ航空機銃

他にこの弾を使う銃としてはベレッタ モデル1915及びベレッタ M1923自動拳銃、ベレッタ モデル1918短機関銃、ビラール・ペロサ航空機銃、そしてメデューサ M47リボルバーが知られている。なおメデューサ M47リボルバーはアメリカ製の拳銃であり、グリセンティ弾に限らず様々な種類の9mm口径弾を使用出来るちょっと変わった代物だったりする。

メデューサ M47:https://guns.fandom.com/wiki/9mm_Glisentiより

そんな9mmグリセンティ弾は9mmパラベラム弾をベースに開発されており、実際両者の寸法はほぼ同一である。しかしグリセンティ弾の装薬量はパラベラム弾より少ないので、マズルエナジーにして70Jから80J程度にパワーが劣る。
そのためブローバック方式の銃で使用する場合、次のような問題が起こる。
まずパラベラム弾用の銃でグリセンティ弾を使用した場合には、パワーが足りずに作動不良を起こす可能性がある。
逆にグリセンティ用の銃でパラベラム弾を使用した場合にはより深刻で、最悪銃が破損し射手を死傷させる可能性がある。
要するに減装弾と強装弾の関係である。
これらの特徴から9mmパラベラム弾が世界中に普及すると共にグリセンティ弾は姿を消して行ったが、一部の会社が今でも製造を請け負っているという。

パラベラム弾(8,9番)と比較したグリセンティ弾(10番)

・参考文献
https://www.iwm.org.uk/collections/item/object/30026995
https://guns.fandom.com/wiki/9mm_Glisentihttps://en.wikipedia.org/wiki/9mm_Glisenti
http://gigconceptsinc.com/9mmGlisenti.html
https://collections.royalarmouries.org/first-world-war/type/rac-narrative-76.html
http://www.ammunitionpages.com/download/273/Italian%209mm%20Glisenti%20M1910.pdf
https://en.wikipedia.org/wiki/9%C3%9719mm_Parabellum
http://www.ballisticsbytheinch.com/9luger.html
http://cartridgecollectors.org/documents/Introduction-to-9mm-Luger-Cartridges.pdf

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