Rocheville (EMSCO) Arctic Tern(ロシュビル アークティック・ターン)水上機(アメリカ)

水上機

いつもの翻訳系記事。珍しく兵器じゃないよ
・追記:アメリカ製です。

Rocheville (EMSCO) Arctic Tern
http://www.airwar.ru/enc/law1/arctictern.htmlより引用

 戦間期、北極圏の探検は航空によって新たな刺激を受けた。 そんな北極圏探検のために特別に設計された飛行機の中でも、特に希少な機体の一つであるのが今回紹介するロシュビル アークティック・ターン(キョクアジサシ)である。
 このフランケンシュタインの怪物のような見た目の飛行機は、シェル・オイル社の写真撮影を始めとしたアラスカ調査の依頼を受けたチャールズ・ロシュヴィルによって設計された。 1932年に製作されたこの3人乗りの中翼水上機は、ロッキード シリウスの主翼とロッキード ベガの尾翼を使用して製作されていた。 パイロットは小さな胴体の上にあるオープンコックピットで操縦し、乗員は各フロートの上にある不細工なキャビンに配置されていました。 エンジンは300馬力のワスプ・ジュニア、または450馬力のワスプが搭載されていた。
 テストでアークティック・ターンは十分な性能を発揮したが、残念なことに1933年の燃料不足による事故で機体は失われ、登場していたロシュヴィルは重傷を負った。このユニークな機体が役割を果たす事なく喪われたのは残念の一言に尽きる。

・諸元
翼幅:13.04 m
全長:7.4 m
翼面積:27.32 m^2
エンジン:プラット・アンド・ホイットニー ワスプジュニア(300馬力)またはワスプ(450馬力)
乗員:3名

・参考文献
http://theaviationanorak.blogspot.com/2016/03/rocheville-emsco-arctic-tern.html?m=1
https://elpoderdelasgalaxias.wordpress.com/2018/05/17/rocheville-emsco-arctic-tern-aeroplanum-inexploratus/  
http://www.airwar.ru/enc/law1/arctictern.html

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