パラベラムMG14機関銃(Parabellum MG 14)

機関銃

日本語資料が少ないからDeepL翻訳使って作った。

旋回機銃として運用されるMG14

パラベラムMG 14は、第一次世界大戦中にドイツ武器弾薬製造社(DWM)が製造した口径7.92mmの機関銃である。1911年に開発され、1914年に採用された。主に飛行機や飛行船に搭載して使用されたが、陸上で使用されることもあった。

MG08の航空版であるlMG08

基本的にはマキシム機関銃の改良型であるMG08(Maschinengewehr 08)を航空機搭載向けに再設計したもので、特徴であるトグルアクションはMG 08とは逆に下向きではなく上向きに折れるようになっている他、レシーバーがよりコンパクトになっている。

上から見たMG14

内部設計の変更によってブリーチブロックは全く異なっており、排薬莢はレシーバーからブリーチ下の穴を通って前方に放出されるのではなく、レシーバーの底部から放出されるよう変更された。よってボルトやレシーバー周りににはMG 08と互換性のあるパーツはないようす。一見ドラムマガジン給弾に見えるが、ベルト式の弾薬がドラム型弾倉に入っているだけである。銃身を覆うジャケットは水冷式ではなく空冷式に変更されているが、水冷型も現存しているらしい。発射速度は毎分700発であった。また弾薬ベルトの幅はより細い30mmに縮小された。

同調装置付きMG14を搭載したアインデッカーの試作機

MG 14 は、アンソニー・フォッカーが開発したプロペラ同調装置の初期開発に使用された。 しかし限られた供給量の中で、偵察機や飛行船や重爆撃機の防御火器が緊急に必要とされたことや、オットー・パルシャウが指摘した固定機銃にしては「銃が暴れる」特性から、軽量性と高い発射レートが生きる旋回機銃として使用された。(固定機銃としてはlMG08などが使用された

スコープの付いたモデル

1917年以降に生産されたモデルは若干の改修がなされており、MG14/17として区別される。この型用に倍率三倍のスコープも用意され、装着のためのレールが備えられていた。

・参考文献
https://en.wikipedia.org/wiki/Parabellum_MG_14
https://guns.fandom.com/wiki/Parabellum_MG14
https://www.yaplakal.com/forum2/topic1458021.html

・外部リンク
http://mitrailleuse.fr/Allemandes/LMG14/LMG14.htm  (フランス語だけど画像がたくさんある)

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