アラド(Arado) E.500

1936年に行われたアラド社による双発重戦闘機の開発計画

三面図

短い胴体と双ブーム、そしてまるで中央部を取り除いたような水平尾翼が特徴的な四人乗りの重戦闘機
最大の特徴は武装にあり、上面及び下面の連装20mm機関砲を搭載した砲塔のみに攻撃を依存するデファイアントじみたターレットファイターなのである
上部砲塔は有人かつ人力で旋回し、下部砲塔は別の銃手によってペリスコープ越しに操作される
特徴的な水平尾翼の形状は、この砲塔の射界を阻害しないようにする為のものと思われる
英wikipediaには機首にも固定武装を備えるような記述があるが、他の資料ではそのような内容は見受けられない
乗員の内訳はパイロット、コパイロット、上部銃手、下部銃手の四人というのが有力
エンジンはダイムラーベンツ DB603を二基搭載する予定だった(※注:DB603の生産は1939年から
搭載する20mm機関砲は20×105mmB”ショートゾロターン”弾を使用するラインメタルLb-202シリーズの機関砲で、1930年代に試験的に生産と運用がされた
ちなみにこのLbは旋回機銃という意味の製造記号なので、制式な名称は改良型のLB-204から取られたMG204となっている…らしい(海外掲示板情報なので…その…

モックアップに搭載された上部砲塔

実物大のモックアップは完成したものの、それ以降計画は発展せず中止された
その為、詳細な寸法や諸元のデータは見つからなかった

・参考文献、画像引用元
http://www.luft46.com/arado/are500.html
https://www.militaryfactory.com/aircraft/detail.asp?aircraft_id=664
https://en.wikipedia.org/wiki/Arado_E.500
MG204について
https://www.forum.axishistory.com/viewtopic.php?t=66620
https://pl.wikipedia.org/wiki/Dzia%C5%82ko_Rheinmetall_Lb_202_20mm