モスカリエフ SAM-13 ~ソ連製串型双発試作戦闘機~

モスカリエフ SAM-13 (Москалев САМ-13)

表記ゆれでモスカリョフ、モスカルエフとも
双発串型配置の220馬力のエンジン二基で飛ぶソ連の試作戦闘機
武装は毎分3000発の発射速度を誇る7.62mm Ultra-ShKAS試作機関銃を搭載予定だった
開発の歴史はなんと1938年まで遡り、当時の技術者たちは限られたエンジン出力で少しでも高速にしようとしたらこうなったらしい
時期が時期なので機体の大部分は木製
初飛行は1940年で、パイロットの評価は上々
ランディングギアを展開し、かつ地表近くで測定された最高速は520-560km/hだった
その後の風洞試験では680km/hを叩き出したとか
が、機銃の搭載に問題があったり独ソ戦が勃発したりYak-1が完成したりで開発中止
フォッカーD.XXIIIによく似ているが、開発上の関係はないらしい

性能表
兼САМ-13とFoker D.XXIIIの比較
翼幅(m) 7.30 : 11.5
全長(m) 7.85 : 10.2
全高(m) 2.55 : 3.8
翼面積(m²) 9.0 : 18.5
空虚重量(kg) 754 : 2180
最大離陸重量(kg) 1183 : 2950
翼面荷重(kg/m²) 131.5 : ?
エンジン 2 × ルノーMV-6(453-05のライセンス品) : 2 × ワルター・サギッタ I-SR
馬力 2 × 220 : 2 × 530
推定最高速(km/h)680 : 525
着陸速度(km/h)125 : ?
実用飛程(km)850 : 840
実用上限高度(m)10000 : 9000
乗員…共に1名
武装4 × 7.62mm Ultra-ShKAS : 2 × 7.92mm + 2 × 13.2mm機関銃

参考・画像
http://www.airwar.ru/enc/fww2/sam13.html